試し20210105
2022.01.05 15:31横浜銀行は2022年度から全階層向けのリスキリング(再教育)研修を本格稼働させ、新たな職場配置にも積極的に対応する。
https://www.nikkinonline.com/article/26481
「強い組織と人づくり」の実現には、新しい職務への挑戦を後押ししてキャリアチェンジできる環境整備が急務と判断。行員自らが将来を見据えてキャリアを培う「キャリアオーナーシップ」の定着化にもつなげる。
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リスキリング研修の対象で中心となるのが、全行員の3割近くを占める約1200人の事務担当者。店舗再編やデジタル活用で事務の省人化が進むなか、職務の見直しを迫られているからだ。
同行は21年10~12月に「リスキリングガイダンス」を順次開催し、事務を巡る現状や今後の方向性を解説。22年2月には本店などに集めて部署単位で仕事内容を説明する「ジョブフォーラム」を行う予定。こうしたフォロー研修も含め、きめ細かく切れ目ない支援策を22年度から本格化させる。
さらに、事務担当者が新たな職務に挑戦できる公募制度「リスキリングチャレンジ」も導入する。人事異動のタイミングでICT推進部やデジタル戦略部、営業戦略部などがトレーニーを募集。6カ月にわたるリスキリング期間中のフォロー研修や卒業判定を経て正式配属を決める(元の職場に戻るケースも)。第1弾は21年12月に20人程度募集し、22年2月の人事異動に合わせて各部に配置。8月に正式配属が決まれば一期生が誕生する。