北海道銀、副業に顧客情報転用　行員2人を懲戒解雇

北海道銀行は10月8日、男性行員2人が許可を得ず商品販売の副業に従事し、同行の顧客約10人に銀行とは無関係の商品を勧誘していたと明らかにした。副業内容やそこで得た収入額については「当行としては回答できない」（経営企画部広報ＣＳＲ室）と話した。同行はこれらの行為を重大な就業規則違反とし、９月29日付で2人を懲戒解雇した。

8月ごろ、2人が就業時間中に銀行とは関係のない業務をしているのを他の行員が発見。内部調査で、営業店勤務時に知り合った顧客への商品勧誘などが発覚したという。

同行は行員に対し、銀行の許可のない副業や、顧客情報を銀行業務以外に用いることを禁じている。